2012年04月25日
バベットステーキ
バベットステーキ(bavette steak) とは フランスのナショナルフード バベットはもともと庶民価格の肉なので手軽な価格で手に入る為 パリの星付レストランにはメニューには載らず
ビストロや学生街の食堂 大衆的な店の看板メニュー
一般的なフランス人の昼食はステーキにポムフリットにパン ワインそしてデザート だいたいこのコースか 日替わり定食(スープかサラダ メイン デザートかチーズにワイン)なんですよね~サラリーマンは。 そりゃ 昼からガッツリという時間も金もある方もいますが。
最近はダイエット志向でOLはサラダにパン(フランスはどんな場末な店でもパンは無料ですからね)に無料の水にカフェ ファストフードのマックも混んでいます。
去年 バスク地方に行ったとき、レンタカーでスペイン フランス移動していて、高速道路のサービスエリアで昼に食堂でビックリ!!!トラックの運ちゃん達は日替わり定食食べてて 8割方はワイン(カラフェ500cc)呑んでっすよ!日本だったら現行犯逮捕でマスコミの餌食になっちゃうね
いや~あらためて大人の国だと感じましたわ!
バベットは日本語でいうとハラミステーキになるようだが、本当は「ハラミ」や「サガリ」ではなく、バラ肉の後ろの部分 バベットというのは、よだれかけという意味で
その名の通り三日月状の形の肉で、牛ヒレ肉のそばにくっ付いている小さな部分で、「カイノミ」が本当のバベットなんです。
知り合いのフランス人に聞いたら「あそこらへんは全部 バベットじゃないの?」なんて言っていました。が・・・
たしかに 「カイノミ」 だと 牛1頭から2キロ位しか取れないんですよ。
フランスの食堂は大衆価格だから、たぶんハラミの部位なんでしょうね。
日本人はきっちりかっちり 何事にも区別するけど、あちらは おおよそなんでしょうか??
LasTapasはおおよそな ハラミのステーキ
このハラミステーキはただ柔かいだけではなく 噛み応えがあり豊富な肉汁が魅力の肉です。その余韻の長さが、美味しい赤ワインとマッチングします。
レギュラーメニューに載せておりますが、入荷に限りがありますので 無い時はごめんなさい
厚手のフライパンで焼いて 後はオーブンに入れたり出したり 焼くと言うより火をゆっくり入れていきます。
オーブンから出し
休ませた肉から出た血と焼いたフライパンに付いた脂で ソースを作ります サルサ レンテハ ソースは肉の下にひいてあります。
この 濃くて美味しいワインが店主一押しでございます。
Tinto PESQUERA
作り手はミスターテンプラニーニョのアレハンドロ フェルナンデス
産地: スペイン、リベラ・デル・デュエロ地域、ペスケラ畑/格付け:クリアンサ
生産者: アレハンドロ・フェルナンデス氏(ボデガ・フェルナンデス)
品種: テンプラニーニョ100%
熟成: 18か月アメリカンオーク・バレルで熟成後、さらに6か月瓶熟成
容量: 750ml/アルコール度:13.0%/タイプ:赤ワイン、フルボディ
思う存分やっちゃってください。
Posted by pabu at 00:04│Comments(1)
この記事へのコメント
バベットにテンプラニーリョ、いいですね
さしが入って柔らかいなんぞ糞くらえ
肉が旨いと脂も旨い
肉が先
農耕牛にも旨い肉があった
さしが入って柔らかいなんぞ糞くらえ
肉が旨いと脂も旨い
肉が先
農耕牛にも旨い肉があった
Posted by 仙人 at 2017年11月26日 11:22